大田楽 いけぶくろ絵巻
- 構成・演出:野村万蔵 出演:野村万蔵ほか
- Photo:赤坂久美
平安時代から室町時代にかけて日本中で大流行し、忽然と消えた芸能“田楽”をもとに、狂言師野村耕介(五世野村万之丞、1959-2004)が舞踊家、音楽家、俳優、学者らと協働作業でつくりあげた「大田楽」。 この秋、九世野村万蔵が演出し、池袋の街を舞台に繰り広げる。色とりどりの花を飾った笠や五色の装束を身につけた100名以上の演者が、いにしえの旋律と軽やかなリズムで舞い躍る野外パフォーマンス。池袋の街と人が生み出す、新たな大田楽が幕を開ける。
プログラム詳細
会場 |
南池袋公園・グリーン大通り・としまセンタースクエア(豊島区庁舎1階)※雨天時はとしまセンタースクエア |
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日程 |
11月5日(土) 18:00~20:30 |
上演言語 |
一部日本語上演 |
公式サイト |
http://ikebukuroemaki.tumblr.com/ |
ジャンル |
ダンス, 音楽, 伝統文化・伝統芸術 |
チケット
無料・申し込み不要 |
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キャスト/スタッフ
構成・演出 | 野村万蔵 |
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出演 | 野村万蔵ほか |
制作協力 | 特定非営利活動法人ACT.JT |
助成 | 平成28年度 文化庁 文化芸術による地域活性化国際発信推進事業(池袋/としま/東京アーツプロジェクト事業) |
主催 | 公益財団法人としま未来文化財団・豊島区 |
アーティストプロフィール
1965年生まれ。約300年の歴史をもつ狂言和泉流野村万蔵家の九代目当主。古典の継承のみならず、復曲新作にも力を入れている。南原清隆と共に、狂言とコントを融合させた「現代狂言」の創作・演出を手がけ、大蔵流と和泉流の若手研鑽と交流を図る「立合狂言会」を発足させるなど、次代の能楽界発展と普及に尽力。また中世芸能「田楽」を再生した「大田楽」の演出ならびに出演もしている。 東京藝術大学講師。桜美林大学講師。劇団青年座研究所講師。和泉流職分会代表幹事。重要無形文化財総合指定。父は人間国宝の野村萬。