マレビトの会『福島を上演する』
- 作・演出:マレビトの会
- Photo:Keiko Sasaoka
劇作家、松田正隆をはじめとするメンバーで演劇表現の可能性を模索してきたマレビトの会。これまで長崎、広島、福島などをテーマに集団での創作を行ってきた彼らとF/Tが、新たな長期プロジェクトを始動。 複数の劇作家が現地をリサーチし、日常に流れる時間に内在するドラマや風景を描く。4 日間4 ステージ、すべての上演内容が異なり、出会いの偶然性、街のうつろいを目撃する舞台となる。
プログラム詳細
会場 |
にしすがも創造舎 |
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日程 |
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上演時間 |
90分(予定) |
上演言語 |
日本語上演 |
公式サイト |
http://www.festival-tokyo.jp/16/program/performing_fukushima/ |
ジャンル |
演劇 |
チケット
自由席 | 一般前売 3,500円(当日+500円)ほか |
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キャスト/スタッフ
作 | アイダミツル、神谷圭介、松田正隆、三宅一平、山田咲 |
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演出 | 関田育子、福井歩美、松田正隆、三宅一平、山田咲 |
出演 | アイダミツル、生実 慧、上村 梓、佐藤小実季、島 崇、田中 夢、西山真来、濱野信太郎、山科圭太、弓井茉那、 吉澤慎吾、我妻直弥 |
協力 | テニスコート |
企画 | マレビトの会 |
主催 | フェスティバル/トーキョー、一般社団法人マレビト |
アーティストプロフィール
2003年、舞台芸術の可能性を模索する集団として設立。代表の松田正隆の作・演出により、2004年5月に第1回公演『島式振動器官』を上演する。2007年に発表した『クリプトグラフ』では、カイロ・北京・上海・デリーなどを巡演。2009, 10年に被爆都市である広島・長崎をテーマとした「ヒロシマ―ナガサキ」シリーズ(『声紋都市―父への手紙』、『PARK CITY』、『HIROSHIMA―HAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会』)を上演。2012年には、前年の3月に発生した震災と原発事故以後のメディアと社会の関係性に焦点を当てた『アンティゴネーへの旅の記録とその上演』を発表。2013年より、複数の作者がひとつの都市をテーマに戯曲を書き、その上演を行うことを繰り返し行う長期的なプロジェクトに取り組んでいる。2016年には、3年間の集大成として『長崎を上演する』を上演し、現在は福島に対象を移してプロジェクトを継続している。 「ヒロシマ―ナガサキ」シリーズ以降、集団創作に重きを置くとともに、展覧会形式での上演や、現実の街中での上演、インターネット上のソーシャルメディアを用いた上演など、既存の上演形式にとどまらない、様々な演劇表現の可能性を追求している。
1962年長崎県生まれ。96年『海と日傘』で岸田國士戯曲賞、97年『月の岬』で読売演劇大賞作品賞、98年『夏の砂の上』で読売文学賞受賞。2003年より演劇の可能性を模索する集団「マレビトの会」を結成。主な作品に『cryptograph』(07)、『声紋都市—父への手紙』(09)、写真家笹岡啓子との共同作品『PARK CITY』(09)、『HIROSHIMA-HAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会』(10)、『アンティゴネーへの旅の記録とその上演』(12)、『長崎を上演する』(13〜16) などがある。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。